図書室
花丸「……」ペラ…ペラ…
花丸「わぁ、キレイだなぁ~この服」
花丸「……」ペラ…ペラ…
花丸「ふーん、こういう服装が流行っているのかぁ」
花丸「……」ペラ…ペラ…
果林「やれやれ、課題が溜まりすぎてて提出日をすっかり忘れていたわ」
果林「早く終わらせないと、図書室で辞書借りていきましょ」ガラッ
果林「―あら、花丸ちゃん」
花丸「……」ペラ…ペラ…
果林(すごく集中してる、なにを読んでいるのかしら……)
果林(邪魔するのは気がひけるけど辞書のある場所を聞かないとね)
果林「ねぇ……花丸ちゃん」
花丸「―ん?」
花丸「うわぁっ!?果林さん!?」
果林「うふふ、こんにちは」ニコッ
花丸「……」ペラ…ペラ…
花丸「わぁ、キレイだなぁ~この服」
花丸「……」ペラ…ペラ…
花丸「ふーん、こういう服装が流行っているのかぁ」
花丸「……」ペラ…ペラ…
果林「やれやれ、課題が溜まりすぎてて提出日をすっかり忘れていたわ」
果林「早く終わらせないと、図書室で辞書借りていきましょ」ガラッ
果林「―あら、花丸ちゃん」
花丸「……」ペラ…ペラ…
果林(すごく集中してる、なにを読んでいるのかしら……)
果林(邪魔するのは気がひけるけど辞書のある場所を聞かないとね)
果林「ねぇ……花丸ちゃん」
花丸「―ん?」
花丸「うわぁっ!?果林さん!?」
果林「うふふ、こんにちは」ニコッ
5: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 15:04:08.92 ID:e6TPfXzi
果林「驚かしてごめんなさいね」
果林「ところで……そんな熱心になにを読んでいるの?」
花丸「いやその、これは……」サッ
果林「隠さなくてもいいじゃない、お姉さんに見せてみなさい」
花丸「あうぅ……笑わない?」
果林「笑うだなんて、そんな事しないわよ」
花丸「……これ」スッ
果林「あら、これは私がモデルをしてるファッション雑誌じゃない」
花丸「善子ちゃんやルビィちゃんがマルはもっとオシャレした方がいいよって言ってさ」
花丸「でも、どうやってオシャレすればいいのかわからなくて昨日これを買ってきたの」
果林「いい事じゃない、女の子ならオシャレはしないとね」
花丸「この雑誌に果林さんも載っているの?」
果林「載ってるわよ、ほらこのページ」ピラッ
花丸「おぉ~かっこいい~」パァァ
果林「ふふ、このコーディネートには我ながら自信があるわ」
花丸「果林さんは背も高いしスタイルもいいからモデルさんにぴったりだよね」
花丸「いいなぁ……羨ましい」
果林「花丸ちゃん……」
果林「ところで……そんな熱心になにを読んでいるの?」
花丸「いやその、これは……」サッ
果林「隠さなくてもいいじゃない、お姉さんに見せてみなさい」
花丸「あうぅ……笑わない?」
果林「笑うだなんて、そんな事しないわよ」
花丸「……これ」スッ
果林「あら、これは私がモデルをしてるファッション雑誌じゃない」
花丸「善子ちゃんやルビィちゃんがマルはもっとオシャレした方がいいよって言ってさ」
花丸「でも、どうやってオシャレすればいいのかわからなくて昨日これを買ってきたの」
果林「いい事じゃない、女の子ならオシャレはしないとね」
花丸「この雑誌に果林さんも載っているの?」
果林「載ってるわよ、ほらこのページ」ピラッ
花丸「おぉ~かっこいい~」パァァ
果林「ふふ、このコーディネートには我ながら自信があるわ」
花丸「果林さんは背も高いしスタイルもいいからモデルさんにぴったりだよね」
花丸「いいなぁ……羨ましい」
果林「花丸ちゃん……」
10: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 15:13:52.03 ID:e6TPfXzi
果林「―なにを言ってるの」
果林「花丸ちゃんだってすごくかわいいじゃないの」
花丸「ルビィちゃんもよくそう言ってくれるけどさぁ」
花丸「マル、ちんちくりんだからオシャレしても変わらないような気がして……」
果林「だったらなぜ、ファッション雑誌を読んでいたのかしら?」
花丸「え?」
果林「もし花丸ちゃんが本気でオシャレして自分を変えたいと思うのならそんな物読まないわよね」
花丸「そりゃまぁ……そうだけど」
果林「わかった、まだ自分に自信が持てないのね」
花丸「……うん、そう」
果林「それなら、私がオシャレを教えてあげるわ」
花丸「本当?」
果林「えぇ、お姉さんにお任せよ♪」
果林「花丸ちゃんだってすごくかわいいじゃないの」
花丸「ルビィちゃんもよくそう言ってくれるけどさぁ」
花丸「マル、ちんちくりんだからオシャレしても変わらないような気がして……」
果林「だったらなぜ、ファッション雑誌を読んでいたのかしら?」
花丸「え?」
果林「もし花丸ちゃんが本気でオシャレして自分を変えたいと思うのならそんな物読まないわよね」
花丸「そりゃまぁ……そうだけど」
果林「わかった、まだ自分に自信が持てないのね」
花丸「……うん、そう」
果林「それなら、私がオシャレを教えてあげるわ」
花丸「本当?」
果林「えぇ、お姉さんにお任せよ♪」
15: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 15:23:17.16 ID:e6TPfXzi
花丸「そう言えばさ、なんで果林さん図書室に来たの?」
果林「あ、そうだった。課題をやる為に辞書を借りに来たのよ」
果林「国語辞典、どこにあるのかしら」
花丸「国語辞典?あぁこっちだよ」
花丸「はいこれ」
果林「ありがとう、助かったわ」
花丸「よかったらここで課題やっていったら?静かだから集中出来ると思うよ」
果林「そうね……課題もあるからここで済ませてしまおうかしらね」ドサッ
花丸「わっ、そんなに課題あるの?すごいね」
果林「後でやろうと思っていたらいつの間にかこんなに溜まっちゃって……」
花丸「あはは、さては果林さん夏休みの宿題は最後にやるタイプだな」
果林「そうよ、まとめてやった方がいいでしょ」
果林「花丸ちゃんは?」
花丸「マルは初日に終わらせてあとはの~んびりするんだぁ」
果林「なるほど、やり方は人それぞれって訳ね」
果林「あ、そうだった。課題をやる為に辞書を借りに来たのよ」
果林「国語辞典、どこにあるのかしら」
花丸「国語辞典?あぁこっちだよ」
花丸「はいこれ」
果林「ありがとう、助かったわ」
花丸「よかったらここで課題やっていったら?静かだから集中出来ると思うよ」
果林「そうね……課題もあるからここで済ませてしまおうかしらね」ドサッ
花丸「わっ、そんなに課題あるの?すごいね」
果林「後でやろうと思っていたらいつの間にかこんなに溜まっちゃって……」
花丸「あはは、さては果林さん夏休みの宿題は最後にやるタイプだな」
果林「そうよ、まとめてやった方がいいでしょ」
果林「花丸ちゃんは?」
花丸「マルは初日に終わらせてあとはの~んびりするんだぁ」
果林「なるほど、やり方は人それぞれって訳ね」
17: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 15:38:53.36 ID:e6TPfXzi
果林「……」
花丸「……」ペラ…ペラ…
果林「……」
花丸「……」ペラ…ペラ…
果林「……ふぅ」
花丸「なんだかさっきから固まってるけどどうしたの?」
果林「へっ!?」ドキッ
果林「せ、精神統一をしていたのよ。―すぅ~はぁ~」
花丸「ふぅん、随分長い精神統一だね」
果林「そ、そろそろ始めるわよ」
果林「……」
果林「……あ~」
花丸「……」ジーッ
花丸「―果林さん、もしかして問題がわからないの?」
果林「は!?ままままさか!!」ギクッ
花丸「慌てすぎ……図星を突いちゃったみたいだね」
果林「うぅ……そうよ、恥ずかしながら全然わからないの」カァァ
花丸「どれどれ……」
花丸「あぁ、この作品ならマル知ってるよ」
果林「え?本当?」
花丸「この問題の答えはこれ、こっちの問題はこう書くといいよ」
果林「な、なんでわかるの……?3年生の問題なのに」
花丸「いや、たまたま知ってただけだよ。マル、本ばかり読んでるから文系には強いんだよね」
果林「そ、そうなの……すごいわねあなた」
果林「―その調子でこれも教えてくれないかしら」
花丸「も~しょうがないなぁ~」ニヤニヤ
花丸「……」ペラ…ペラ…
果林「……」
花丸「……」ペラ…ペラ…
果林「……ふぅ」
花丸「なんだかさっきから固まってるけどどうしたの?」
果林「へっ!?」ドキッ
果林「せ、精神統一をしていたのよ。―すぅ~はぁ~」
花丸「ふぅん、随分長い精神統一だね」
果林「そ、そろそろ始めるわよ」
果林「……」
果林「……あ~」
花丸「……」ジーッ
花丸「―果林さん、もしかして問題がわからないの?」
果林「は!?ままままさか!!」ギクッ
花丸「慌てすぎ……図星を突いちゃったみたいだね」
果林「うぅ……そうよ、恥ずかしながら全然わからないの」カァァ
花丸「どれどれ……」
花丸「あぁ、この作品ならマル知ってるよ」
果林「え?本当?」
花丸「この問題の答えはこれ、こっちの問題はこう書くといいよ」
果林「な、なんでわかるの……?3年生の問題なのに」
花丸「いや、たまたま知ってただけだよ。マル、本ばかり読んでるから文系には強いんだよね」
果林「そ、そうなの……すごいわねあなた」
果林「―その調子でこれも教えてくれないかしら」
花丸「も~しょうがないなぁ~」ニヤニヤ
18: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 15:50:36.25 ID:e6TPfXzi
果林「あ~ん!!やっと終わったわぁ‼」グッタリ
花丸「お疲れ様、なんとか提出日に間に合いそうだね」
果林「えぇ、これも花丸ちゃんのおかげ。本当にありがとう」ナデナデ
花丸「マルの得意分野だから教えられただけだよ~」テレテレ
果林「このお礼はしっかり返さないとね、花丸ちゃんを最新のコーディネートでオシャレさんにしてあげるわ」
花丸「わ~い!!楽しみだなぁ~」グウゥ~
花丸「あ、や、やだなぁもう……」カァァ
果林「お腹が空いたのね、頭を使ってカロリーを大分消費したから当然よ」
果林「それじゃまずはなにかごちそうするわ、なにか食べたい物、ある?」
花丸「いいの!?それじゃあねぇ~」
花丸「ハンバーガー‼ハンバーガーが食べたい‼」
果林「ハンバーガー、ね……まぁいいでしょう」
果林「じゃあ行きましょうか」
花丸「うん‼」
花丸「お疲れ様、なんとか提出日に間に合いそうだね」
果林「えぇ、これも花丸ちゃんのおかげ。本当にありがとう」ナデナデ
花丸「マルの得意分野だから教えられただけだよ~」テレテレ
果林「このお礼はしっかり返さないとね、花丸ちゃんを最新のコーディネートでオシャレさんにしてあげるわ」
花丸「わ~い!!楽しみだなぁ~」グウゥ~
花丸「あ、や、やだなぁもう……」カァァ
果林「お腹が空いたのね、頭を使ってカロリーを大分消費したから当然よ」
果林「それじゃまずはなにかごちそうするわ、なにか食べたい物、ある?」
花丸「いいの!?それじゃあねぇ~」
花丸「ハンバーガー‼ハンバーガーが食べたい‼」
果林「ハンバーガー、ね……まぁいいでしょう」
果林「じゃあ行きましょうか」
花丸「うん‼」
21: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 16:11:08.47 ID:e6TPfXzi
ハンバーガー屋
花丸「ねぇねぇ、なんでもいいの?」ウキウキ
果林「もちろん、大した額でもないから遠慮しないで好きな物を頼みなさい」
花丸「よーし、じゃあマルはこのセット!!」
果林「私は……これとこれで」
花丸「えへへ~」ドーン!!
果林「ず、随分大きなハンバーガーね……」
花丸「夕方からパティを倍にする事が出来るからね~パティ~が倍倍倍~♪」
花丸「いただきま~す、あむっ」ガブリ
花丸「―んん~普段ハンバーガーなんて食べないからおいっしい~」
果林「ポテトも飲み物も1番大きいサイズなのね、このボリュームは圧巻だわ……」ポカーン
果林「まったく、口の周りにソースくっつけて。女の子なんだからもっと上品に食べなさい」フキフキ
花丸「あははごめんなさ~い」ペカーッ
果林「もう、花丸ちゃんったら」クスッ
花丸「ねぇねぇ、なんでもいいの?」ウキウキ
果林「もちろん、大した額でもないから遠慮しないで好きな物を頼みなさい」
花丸「よーし、じゃあマルはこのセット!!」
果林「私は……これとこれで」
花丸「えへへ~」ドーン!!
果林「ず、随分大きなハンバーガーね……」
花丸「夕方からパティを倍にする事が出来るからね~パティ~が倍倍倍~♪」
花丸「いただきま~す、あむっ」ガブリ
花丸「―んん~普段ハンバーガーなんて食べないからおいっしい~」
果林「ポテトも飲み物も1番大きいサイズなのね、このボリュームは圧巻だわ……」ポカーン
果林「まったく、口の周りにソースくっつけて。女の子なんだからもっと上品に食べなさい」フキフキ
花丸「あははごめんなさ~い」ペカーッ
果林「もう、花丸ちゃんったら」クスッ
23: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 16:29:18.70 ID:e6TPfXzi
花丸「あむあむぱくぱくごくごく……」
果林「はぁ、すごい食べっぷりね。見ているだけでお腹いっぱいになってくるわ」
花丸「お腹いっぱいって、果林さんそれっぽっちで足りるの?」
花丸「サラダと紅茶だけだなんて」
果林「いいのよ、私野菜好きだし。それにこれから夕食を控えているんだからあまり食べ過ぎるとカロリーの過剰摂取になるわ」
花丸「カロリー?果林さんそんなの気にしてご飯食べてるの?」
果林「あのねぇ……そんなのだなんて言うけどカロリーってかなり重要なのよ」
果林「カロリー、計算してる?」
花丸「いや、まったく……カロリーとか気にした事ないや」
果林「はぁ~ダメね、それはオシャレ以前の問題だわ」
果林「花丸ちゃんが今食べているメニューのカロリーわかる?」
花丸「わかんない」
果林「そのハンバーガーは724キロカロリー、ポテトは517キロカロリー、飲み物は189キロカロリー」
果林「合わせて1430キロカロリー、私達女子高生の必要カロリーは1900から2550キロカロリー」
果林「つまりそのメニューだけで1日の半分以上は摂取した事になるのよ」
果林「ちなみに私のサラダと紅茶は合わせてもたったの12キロカロリーだけ」
果林「カロリー管理は体型の維持に繋がるの、食べたいだけ食べているとあっという間に太ってオシャレも出来なくなるわよ」
花丸「えぇ~!?それはイヤだよぉ~!!もう食べるのやめる‼」
果林「いや、それは食べてもいいわよ。今度から気にして食事をしなさい」
花丸「あむあむ……カロリーを気にし始めたらなんだかおいしくない……」
果林「あら、それは申し訳ない事をしたわね。今度低カロリーでおいしい料理をごちそうするわ」
果林「はぁ、すごい食べっぷりね。見ているだけでお腹いっぱいになってくるわ」
花丸「お腹いっぱいって、果林さんそれっぽっちで足りるの?」
花丸「サラダと紅茶だけだなんて」
果林「いいのよ、私野菜好きだし。それにこれから夕食を控えているんだからあまり食べ過ぎるとカロリーの過剰摂取になるわ」
花丸「カロリー?果林さんそんなの気にしてご飯食べてるの?」
果林「あのねぇ……そんなのだなんて言うけどカロリーってかなり重要なのよ」
果林「カロリー、計算してる?」
花丸「いや、まったく……カロリーとか気にした事ないや」
果林「はぁ~ダメね、それはオシャレ以前の問題だわ」
果林「花丸ちゃんが今食べているメニューのカロリーわかる?」
花丸「わかんない」
果林「そのハンバーガーは724キロカロリー、ポテトは517キロカロリー、飲み物は189キロカロリー」
果林「合わせて1430キロカロリー、私達女子高生の必要カロリーは1900から2550キロカロリー」
果林「つまりそのメニューだけで1日の半分以上は摂取した事になるのよ」
果林「ちなみに私のサラダと紅茶は合わせてもたったの12キロカロリーだけ」
果林「カロリー管理は体型の維持に繋がるの、食べたいだけ食べているとあっという間に太ってオシャレも出来なくなるわよ」
花丸「えぇ~!?それはイヤだよぉ~!!もう食べるのやめる‼」
果林「いや、それは食べてもいいわよ。今度から気にして食事をしなさい」
花丸「あむあむ……カロリーを気にし始めたらなんだかおいしくない……」
果林「あら、それは申し訳ない事をしたわね。今度低カロリーでおいしい料理をごちそうするわ」
26: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 16:53:24.60 ID:e6TPfXzi
帰り道
花丸「ハンバーガーって意外とカロリー高かったんだなぁ」
果林「そうよ、カロリー大国アメリカの発祥だもの。たまに食べるくらいにしておかないとね」
花丸「それにしても……」ジロジロ
花丸「サラダと紅茶しか食べないでこのプロポーション、こんなのズルいや」
果林「別にサラダと紅茶ばかりではないのよ、私はカロリーを計算しながらその中で食べたい物は食べているし」
果林「カロリーを摂った分運動して消費すればいいんだからそんな難しい事でもないのよ」
果林「要は自己管理よ自己管理」
花丸「まずなにがどのくらいのカロリーかってのがわからないんだけど……」
果林「それはまた、教えてあげるわよ」
果林「それじゃ、私はこっちだから。今度のお休みに一緒にお洋服を買いに行きましょうね」
花丸「そうだよ、カロリーよりオシャレだ!!」パァァ
果林「当日は精一杯のオシャレをして来なさい、私がチェックしてあげるわ」
花丸「おぅ……現役モデルのチェック……厳しそう」
果林「ふふ、ちゃんとコーディネートしてあげるから大丈夫よ」
花丸「う、うん……なんだかドキドキしてきた。よろしくお願いします」ペコリ
花丸「ハンバーガーって意外とカロリー高かったんだなぁ」
果林「そうよ、カロリー大国アメリカの発祥だもの。たまに食べるくらいにしておかないとね」
花丸「それにしても……」ジロジロ
花丸「サラダと紅茶しか食べないでこのプロポーション、こんなのズルいや」
果林「別にサラダと紅茶ばかりではないのよ、私はカロリーを計算しながらその中で食べたい物は食べているし」
果林「カロリーを摂った分運動して消費すればいいんだからそんな難しい事でもないのよ」
果林「要は自己管理よ自己管理」
花丸「まずなにがどのくらいのカロリーかってのがわからないんだけど……」
果林「それはまた、教えてあげるわよ」
果林「それじゃ、私はこっちだから。今度のお休みに一緒にお洋服を買いに行きましょうね」
花丸「そうだよ、カロリーよりオシャレだ!!」パァァ
果林「当日は精一杯のオシャレをして来なさい、私がチェックしてあげるわ」
花丸「おぅ……現役モデルのチェック……厳しそう」
果林「ふふ、ちゃんとコーディネートしてあげるから大丈夫よ」
花丸「う、うん……なんだかドキドキしてきた。よろしくお願いします」ペコリ
28: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 17:09:10.38 ID:e6TPfXzi
日曜日
花丸「お待たせ~」タッタッタッ
果林「ほらほら走ると危ないわよ、せっかくオシャレしてきたんでしょ。転んだら台無し」
花丸「えへ……家を出るギリギリまで悩んじゃって」
花丸「どうでしょうか、先生」
果林「ん~」ジーッ
果林「白いタイ付きのシャツにピンクの上着、下は茶色いハーフパンツ」
果林「なによ、すごくいいじゃない。花丸ちゃんにぴったり合ってるわ」
花丸「本当?嬉しい~!!」ピョンピョン
果林「謙遜しちゃって、元々花丸ちゃんは素材がいいんだからなにを着ても似合うのよ」
花丸「そんな身も蓋もない言い方されるとなぁ……」
果林「あぁいや、いい意味でよ。もっと前向きに受け止めなさい」
花丸「果林さんは肩やおへそを大胆に出して……すごい」
果林「うふ、自慢のプロポーションを晒さないなんてもったいないわよね」
果林「さぁ、今日はもっともっとオシャレにしてあげるわよ」
花丸「よーし、お洋服屋さんにレッツゴー‼」
花丸「お待たせ~」タッタッタッ
果林「ほらほら走ると危ないわよ、せっかくオシャレしてきたんでしょ。転んだら台無し」
花丸「えへ……家を出るギリギリまで悩んじゃって」
花丸「どうでしょうか、先生」
果林「ん~」ジーッ
果林「白いタイ付きのシャツにピンクの上着、下は茶色いハーフパンツ」
果林「なによ、すごくいいじゃない。花丸ちゃんにぴったり合ってるわ」
花丸「本当?嬉しい~!!」ピョンピョン
果林「謙遜しちゃって、元々花丸ちゃんは素材がいいんだからなにを着ても似合うのよ」
花丸「そんな身も蓋もない言い方されるとなぁ……」
果林「あぁいや、いい意味でよ。もっと前向きに受け止めなさい」
花丸「果林さんは肩やおへそを大胆に出して……すごい」
果林「うふ、自慢のプロポーションを晒さないなんてもったいないわよね」
果林「さぁ、今日はもっともっとオシャレにしてあげるわよ」
花丸「よーし、お洋服屋さんにレッツゴー‼」
31: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 17:43:55.15 ID:e6TPfXzi
洋服屋
花丸「うわぁ~すっごいオシャレなお店……」キョロキョロ
果林「私の行きつけで他のモデルの子達も御用達の割りと有名なお店なのよ」
花丸「ふわぁ~そんなお店、マルじゃ浮いちゃいそう」
果林「そんな事ないわ、ほらこっちよ」
果林「今日の服装は夏向けの格好よね」
果林「これから肌寒い日も出てくるでしょうし、秋に向けたファッションにしましょ」
果林「どれがいいかしらね~」カチャカチャ
果林「花丸ちゃんも自分で気になる物があったら持って来ていいのよ」
花丸「そうだね、ちょっと見てみようか」カチャカチャ
花丸「あ、この、長袖いいなぁ~」
果林「へぇ、いいわね。薄いから手軽に着たり脱いだり出来るわね」
果林「それじゃそれに合うスカートでも探して……」カチャカチャ
果林「どうかしらこれ」スッ
花丸「わぁ、なんだか大人っぽい」
果林「あまり短いと子供っぽくなっちゃうからこの長袖に合うちょっと長めのスカートよ」
果林「で、このままだとちょっと渋いから」カチャカチャ
果林「このボーダーの半袖を中に着て年相応な感じも出すと」ピトッ
花丸「果林さん手慣れてる~マルだったら何時間も迷ってるよ」
果林「あれこれ悩むより直感で選ぶといい服と出会える事もあるわ、もちろん組み合わせも大切だけどね」
果林「1度試着してみたら、実際に着てみないと」
花丸「そうだね、じゃあちょっと着替えて来る」
花丸「うわぁ~すっごいオシャレなお店……」キョロキョロ
果林「私の行きつけで他のモデルの子達も御用達の割りと有名なお店なのよ」
花丸「ふわぁ~そんなお店、マルじゃ浮いちゃいそう」
果林「そんな事ないわ、ほらこっちよ」
果林「今日の服装は夏向けの格好よね」
果林「これから肌寒い日も出てくるでしょうし、秋に向けたファッションにしましょ」
果林「どれがいいかしらね~」カチャカチャ
果林「花丸ちゃんも自分で気になる物があったら持って来ていいのよ」
花丸「そうだね、ちょっと見てみようか」カチャカチャ
花丸「あ、この、長袖いいなぁ~」
果林「へぇ、いいわね。薄いから手軽に着たり脱いだり出来るわね」
果林「それじゃそれに合うスカートでも探して……」カチャカチャ
果林「どうかしらこれ」スッ
花丸「わぁ、なんだか大人っぽい」
果林「あまり短いと子供っぽくなっちゃうからこの長袖に合うちょっと長めのスカートよ」
果林「で、このままだとちょっと渋いから」カチャカチャ
果林「このボーダーの半袖を中に着て年相応な感じも出すと」ピトッ
花丸「果林さん手慣れてる~マルだったら何時間も迷ってるよ」
果林「あれこれ悩むより直感で選ぶといい服と出会える事もあるわ、もちろん組み合わせも大切だけどね」
果林「1度試着してみたら、実際に着てみないと」
花丸「そうだね、じゃあちょっと着替えて来る」
32: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 17:56:15.43 ID:e6TPfXzi
花丸「果林さーん」
果林「着替え終わった?見せてちょうだい」
花丸「よいしょっと」シャーッ
花丸「どうかな……?似合ってる?」
果林「ふぅん……いいわね、そのままくるっと1周回って」
花丸「はい」クルンッ
果林「うんうん、やっぱり私の見立てに間違いはなかったわね。花丸ちゃんが選んだ長袖もいい味出してるわ」
花丸「おぉっ、果林さんのお墨付きいただきましたぁ‼やったね~」
果林「それ買いましょ、私が買ってあげる」
花丸「えぇ?そんなの悪いよぉ」
果林「課題を教えてもらったお礼はまだ終わってないわよ、素直に甘えなさい」ナデナデ
花丸「そ、それじゃお言葉に甘えて……」ニヘラ
花丸「せっかくだから今日はこの服着ていたいな」
果林「あら、さっきの服もよく似合っていたのに」
花丸「果林さんにコーディネートしてもらった服の方がいいの、えへっ♪」
果林「そう、なら構わないわ」ニコッ
果林「着替え終わった?見せてちょうだい」
花丸「よいしょっと」シャーッ
花丸「どうかな……?似合ってる?」
果林「ふぅん……いいわね、そのままくるっと1周回って」
花丸「はい」クルンッ
果林「うんうん、やっぱり私の見立てに間違いはなかったわね。花丸ちゃんが選んだ長袖もいい味出してるわ」
花丸「おぉっ、果林さんのお墨付きいただきましたぁ‼やったね~」
果林「それ買いましょ、私が買ってあげる」
花丸「えぇ?そんなの悪いよぉ」
果林「課題を教えてもらったお礼はまだ終わってないわよ、素直に甘えなさい」ナデナデ
花丸「そ、それじゃお言葉に甘えて……」ニヘラ
花丸「せっかくだから今日はこの服着ていたいな」
果林「あら、さっきの服もよく似合っていたのに」
花丸「果林さんにコーディネートしてもらった服の方がいいの、えへっ♪」
果林「そう、なら構わないわ」ニコッ
33: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 18:06:12.06 ID:e6TPfXzi
果林「これください」
店長「あら果林ちゃん久し振り、相変わらず美人ねぇ」
果林「まぁ、それじゃもう1着なにか買って行こうかしらね」
店長「隣の娘、新しいモデル?かわいいわね~」
花丸「へっ!?マルがモデルぅ!?」
花丸「いやいやいや、マルはモデルなんかじゃ」
果林「そう、今度一緒に撮影するごとになってね。期待の新人」
花丸「か、果林さん!?」
店長「へぇ、あなた達が雑誌の巻頭ページに載るの楽しみにしてるわ」
店長「頑張ってね、期待の新人さん」パチッ
花丸「は、ははは……」
花丸「ちょっと果林さん、なんであんな事言ったのさ~」
花丸「冗談でも言っていい事と悪い事が」
果林「冗談?なにを言ってるの?」
花丸「は?」
果林「私は本気よ、今度雑誌の撮影があるから花丸ちゃんも一緒にやりましょう」
花丸「ま、マルが……モデル?」
花丸「―えええぇぇ~!?」
店長「あら果林ちゃん久し振り、相変わらず美人ねぇ」
果林「まぁ、それじゃもう1着なにか買って行こうかしらね」
店長「隣の娘、新しいモデル?かわいいわね~」
花丸「へっ!?マルがモデルぅ!?」
花丸「いやいやいや、マルはモデルなんかじゃ」
果林「そう、今度一緒に撮影するごとになってね。期待の新人」
花丸「か、果林さん!?」
店長「へぇ、あなた達が雑誌の巻頭ページに載るの楽しみにしてるわ」
店長「頑張ってね、期待の新人さん」パチッ
花丸「は、ははは……」
花丸「ちょっと果林さん、なんであんな事言ったのさ~」
花丸「冗談でも言っていい事と悪い事が」
果林「冗談?なにを言ってるの?」
花丸「は?」
果林「私は本気よ、今度雑誌の撮影があるから花丸ちゃんも一緒にやりましょう」
花丸「ま、マルが……モデル?」
花丸「―えええぇぇ~!?」
34: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 18:17:20.33 ID:e6TPfXzi
3日後 撮影スタジオ
花丸「はぁ~、へぁ~」キョロキョロ
花丸「色々な機材にかわいい女の子がいっぱい……」
果林「スタジオは初めてかしら?」
花丸「こんな所来るの初めてに決まってるでしょ」
花丸「あぁ~まさかこんな事になるなんて」
果林「前に図書室で言ったでしょ、自信を持ちたいのなら自分の姿を皆に見てもらう事が1番なのよ」
果林「見られている内に自然と自信がみなぎってくるの」
果林「見られるって、いいわよ」ニヤリ
花丸「そ、そうなんだ……」
カメラマン「おっ、来たね果林ちゃん」
果林「よろしくお願いします、すいません急にもう1人お願いして」
カメラマン「いいんだよ、かわいい女の子は何人いても華があるからね」
カメラマン「君がダイヤの原石だね、う~ん、かわいい‼」
花丸「ど、どうも……あはは」
果林「それじゃ撮影の準備をしましょ、ついて来て」
花丸「わ、待ってよ果林さ~ん」
花丸「はぁ~、へぁ~」キョロキョロ
花丸「色々な機材にかわいい女の子がいっぱい……」
果林「スタジオは初めてかしら?」
花丸「こんな所来るの初めてに決まってるでしょ」
花丸「あぁ~まさかこんな事になるなんて」
果林「前に図書室で言ったでしょ、自信を持ちたいのなら自分の姿を皆に見てもらう事が1番なのよ」
果林「見られている内に自然と自信がみなぎってくるの」
果林「見られるって、いいわよ」ニヤリ
花丸「そ、そうなんだ……」
カメラマン「おっ、来たね果林ちゃん」
果林「よろしくお願いします、すいません急にもう1人お願いして」
カメラマン「いいんだよ、かわいい女の子は何人いても華があるからね」
カメラマン「君がダイヤの原石だね、う~ん、かわいい‼」
花丸「ど、どうも……あはは」
果林「それじゃ撮影の準備をしましょ、ついて来て」
花丸「わ、待ってよ果林さ~ん」
35: 名無しで叶える物語(光) 2020/09/11(金) 18:24:32.09 ID:EoWtaPOg
この2人はまさにこういうのが見たいんだ
36: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 18:32:44.96 ID:e6TPfXzi
果林「晴れの舞台なんだからしっかりお化粧をしないとね」
花丸「マル、お化粧なんてした事ないよ」
果林「お姉さんにお任せよ♪とびきりキレイにしてあげる」
果林「―こんなものかしらね」
果林「ほら、鏡で見てみなさい」スッ
花丸「こ、これがマル……?別人になったみたい」
果林「別人だなんて、薄化粧だからあくまでアクセントを付けただけよ」
果林「今目の前に映ってる美少女は、紛れもないあなた自身」
果林「とてもキレイよ、花丸ちゃん」
花丸「そ、そんな事言わないでよぅ」カァァ
果林「照れちゃって、くすくす」
果林「さぁ、いよいよ撮影開始よ」
花丸「緊張してきた……えっと、こんな時は人という字を手のひらに書いて飲み込んで……ごくっ」
果林「私もいるから、気楽にいきましょ」ポンッ
花丸「うっ!?うへっ、ごほごほっ!!むせちゃったよ~」
花丸「マル、お化粧なんてした事ないよ」
果林「お姉さんにお任せよ♪とびきりキレイにしてあげる」
果林「―こんなものかしらね」
果林「ほら、鏡で見てみなさい」スッ
花丸「こ、これがマル……?別人になったみたい」
果林「別人だなんて、薄化粧だからあくまでアクセントを付けただけよ」
果林「今目の前に映ってる美少女は、紛れもないあなた自身」
果林「とてもキレイよ、花丸ちゃん」
花丸「そ、そんな事言わないでよぅ」カァァ
果林「照れちゃって、くすくす」
果林「さぁ、いよいよ撮影開始よ」
花丸「緊張してきた……えっと、こんな時は人という字を手のひらに書いて飲み込んで……ごくっ」
果林「私もいるから、気楽にいきましょ」ポンッ
花丸「うっ!?うへっ、ごほごほっ!!むせちゃったよ~」
37: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 18:43:16.66 ID:e6TPfXzi
果林「お待たせしました」
果林「ほら、隠れてないでこっちにいらっしゃい」グイッ
花丸「うぅ……」オズオズ
カメラマン「おぉ~!!果林ちゃんもその娘もバッチリ決まってるねぇ~!!こりゃあ腕が鳴る」
カメラマン「ささ、カメラの前に立って。撮影するよ」
果林「私が言った通りにポーズを取ればいいから、ね」
花丸「わ、わかった……」
パシャッ パシャッパシャッパシャッ
カメラマン「いや~、いい!!2人共相性抜群だ」
カメラマン「よーし、2人の写真はこのくらいでいいだろう」
カメラマン「次は1人づつ撮ってみようか」
花丸「えぇ~!?1人づつぅ~!?」
果林「いいわね、1人の方が自信がつくと思うわ」
花丸「そうかなぁ……マル1人じゃ不安で自信なくしそう」
果林「心配しないで、先に私がお手本を見せるから」
果林「いい?よく見てるのよ」スタスタ
花丸「果林さん……」
果林「ほら、隠れてないでこっちにいらっしゃい」グイッ
花丸「うぅ……」オズオズ
カメラマン「おぉ~!!果林ちゃんもその娘もバッチリ決まってるねぇ~!!こりゃあ腕が鳴る」
カメラマン「ささ、カメラの前に立って。撮影するよ」
果林「私が言った通りにポーズを取ればいいから、ね」
花丸「わ、わかった……」
パシャッ パシャッパシャッパシャッ
カメラマン「いや~、いい!!2人共相性抜群だ」
カメラマン「よーし、2人の写真はこのくらいでいいだろう」
カメラマン「次は1人づつ撮ってみようか」
花丸「えぇ~!?1人づつぅ~!?」
果林「いいわね、1人の方が自信がつくと思うわ」
花丸「そうかなぁ……マル1人じゃ不安で自信なくしそう」
果林「心配しないで、先に私がお手本を見せるから」
果林「いい?よく見てるのよ」スタスタ
花丸「果林さん……」
39: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 18:53:11.94 ID:e6TPfXzi
果林「まずは……こうかしら」ビシィッ
カメラマン「お、いいねいいねぇ」パシャッ
果林「うふっ」クネッ
カメラマン「ひゅーっ、セクシー‼」パシャッパシャッ
花丸「……」
花丸(なんだろう……果林さんを見ていると惹き付けられて目が離せない)
果林「―ふふふ」チラッ パチッ
花丸「!?」
花丸「……そっか、わかった」
花丸(自信という言葉は『自分を信じる』事……)
花丸(果林さんは自分を信じて、信頼しているから)
花丸(だからあんな堂々としているんだ‼)
果林「……ふっ」ニヤッ
カメラマン「今の自信に満ちた表情もらった‼」パシャッ
カメラマン「お、いいねいいねぇ」パシャッ
果林「うふっ」クネッ
カメラマン「ひゅーっ、セクシー‼」パシャッパシャッ
花丸「……」
花丸(なんだろう……果林さんを見ていると惹き付けられて目が離せない)
果林「―ふふふ」チラッ パチッ
花丸「!?」
花丸「……そっか、わかった」
花丸(自信という言葉は『自分を信じる』事……)
花丸(果林さんは自分を信じて、信頼しているから)
花丸(だからあんな堂々としているんだ‼)
果林「……ふっ」ニヤッ
カメラマン「今の自信に満ちた表情もらった‼」パシャッ
40: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 19:05:33.16 ID:e6TPfXzi
花丸「お疲れ様果林さん、すごくかっこよかったよ‼」パチパチパチ
果林「ふふ、まだ拍手するのは早いわよ」
果林「次は花丸ちゃんの番。私の伝えたい事、わかってくれたかしら?」
花丸「―うん」
花丸「果林さんみたいに出来るとは到底思えないけど」
花丸「自分を信じて、いってきます‼」
果林「えぇ、いってらっしゃい」
花丸「……」ジッ……
花丸(オシャレをすれば自信つくのかなって思ってた)
花丸(もちろんオシャレも大切な事、でも……)
花丸(果林さんは教えてくれた)
花丸(人に見られる事、それに胸を張って応えるには)
花丸「……」ニッコリ
カメラマン「あ……」ポカーン
果林「ちょっと、今最高のシャッターチャンスなんじゃ」
カメラマン「あ、あぁっ!!」パシャッパシャッ
花丸(自分を信じて、最高の笑顔で返す事)
花丸「……ふふふ」
果林「ふふ、まだ拍手するのは早いわよ」
果林「次は花丸ちゃんの番。私の伝えたい事、わかってくれたかしら?」
花丸「―うん」
花丸「果林さんみたいに出来るとは到底思えないけど」
花丸「自分を信じて、いってきます‼」
果林「えぇ、いってらっしゃい」
花丸「……」ジッ……
花丸(オシャレをすれば自信つくのかなって思ってた)
花丸(もちろんオシャレも大切な事、でも……)
花丸(果林さんは教えてくれた)
花丸(人に見られる事、それに胸を張って応えるには)
花丸「……」ニッコリ
カメラマン「あ……」ポカーン
果林「ちょっと、今最高のシャッターチャンスなんじゃ」
カメラマン「あ、あぁっ!!」パシャッパシャッ
花丸(自分を信じて、最高の笑顔で返す事)
花丸「……ふふふ」
41: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 19:19:27.99 ID:e6TPfXzi
果林「お疲れ様、よかったわよ」
果林「どうやら自信を持つ事が出来たみたいね」
花丸「うん、これも果林さんのおかげ」
花丸「見た目は着飾れても心は着飾れない」
花丸「心の1番のオシャレは『自信』なんだね」
果林「いい事言うじゃない、その通りよ」
果林「見た目も心もオシャレして更に自分を磨いていく」
果林「これこそが私流のオシャレよ」
花丸「果林さん、カロリーの話から思ってたけどストイックだよねぇ」
果林「自分磨きの為なら妥協はしないわ」ドヤァ
花丸「その顔も説得力あるや、あはは」
花丸「―果林さん、ありがとう」
花丸「マル、オシャレの仕方……わかったよ」
果林「ふふふ、困った時は遠慮せずに言いなさい、お姉さんがいつでも相談に乗るわ」
花丸「うん、頼りにしてます。お姉さん」
果林「どうやら自信を持つ事が出来たみたいね」
花丸「うん、これも果林さんのおかげ」
花丸「見た目は着飾れても心は着飾れない」
花丸「心の1番のオシャレは『自信』なんだね」
果林「いい事言うじゃない、その通りよ」
果林「見た目も心もオシャレして更に自分を磨いていく」
果林「これこそが私流のオシャレよ」
花丸「果林さん、カロリーの話から思ってたけどストイックだよねぇ」
果林「自分磨きの為なら妥協はしないわ」ドヤァ
花丸「その顔も説得力あるや、あはは」
花丸「―果林さん、ありがとう」
花丸「マル、オシャレの仕方……わかったよ」
果林「ふふふ、困った時は遠慮せずに言いなさい、お姉さんがいつでも相談に乗るわ」
花丸「うん、頼りにしてます。お姉さん」
43: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 20:05:56.87 ID:e6TPfXzi
数日後
果林「花丸ちゃん、ほら見て見て」バサッ
果林「今度の雑誌の最新号、花丸ちゃんが表紙を飾っているわよ」
果林「巻頭ページどころじゃない、これはすごい事よ」
花丸「わぁ~!!マルが表紙に……!!」パァァ
果林「カメラマンさんも花丸ちゃんをすっかり気に入ったみたいでね、また撮影頼まれたわよ。どうする?」
花丸「え~、参ったなぁ~」ニヤニヤ
花丸「そこまで言うならまたやってみようかなぁ」
花丸「ねぇ、果林さん。今度はポーズの取り方教えてよ」
果林「いいわよ、かわいいポーズからかっこいいポーズ、セクシーなポーズだって」
花丸「せ、セクシーなポーズはいいかな……」カァァ
果林「あとはモデルウォークも教えないとね」
花丸「おぉ~いいねそれ!!やりた~い」
果林「これから忙しくなるわよ、覚悟はいい?花丸ちゃん」
花丸「自分磨きの為なら妥協はしない、ついていきます‼果林さん」
果林「うふふ、いい返事ね。それじゃ始めるわよ」
花丸「はーい」
果林「花丸ちゃん、ほら見て見て」バサッ
果林「今度の雑誌の最新号、花丸ちゃんが表紙を飾っているわよ」
果林「巻頭ページどころじゃない、これはすごい事よ」
花丸「わぁ~!!マルが表紙に……!!」パァァ
果林「カメラマンさんも花丸ちゃんをすっかり気に入ったみたいでね、また撮影頼まれたわよ。どうする?」
花丸「え~、参ったなぁ~」ニヤニヤ
花丸「そこまで言うならまたやってみようかなぁ」
花丸「ねぇ、果林さん。今度はポーズの取り方教えてよ」
果林「いいわよ、かわいいポーズからかっこいいポーズ、セクシーなポーズだって」
花丸「せ、セクシーなポーズはいいかな……」カァァ
果林「あとはモデルウォークも教えないとね」
花丸「おぉ~いいねそれ!!やりた~い」
果林「これから忙しくなるわよ、覚悟はいい?花丸ちゃん」
花丸「自分磨きの為なら妥協はしない、ついていきます‼果林さん」
果林「うふふ、いい返事ね。それじゃ始めるわよ」
花丸「はーい」
44: 名無しで叶える物語(SIM) 2020/09/11(金) 20:06:48.99 ID:yj2Ytt18
いいね…
45: 名無しで叶える物語(しまむら) 2020/09/11(金) 20:07:37.30 ID:e6TPfXzi
これで終わりになります。支援、最後まで読んでいただきありがとうございました。
46: 名無しで叶える物語(光) 2020/09/11(金) 20:22:12.42 ID:I8W+wyG+
乙
47: 名無しで叶える物語(茸) 2020/09/11(金) 22:46:58.48 ID:kBWglAGR
素晴らしい
いい組み合わせやったわ
乙
いい組み合わせやったわ
乙
48: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2020/09/11(金) 23:36:03.65 ID:EUJ4dtjZ
乙
お姉さん全開の果林さん大好き
どうでもいいけど花丸のセリフ「ずら」一切なしで書いてるのね
お姉さん全開の果林さん大好き
どうでもいいけど花丸のセリフ「ずら」一切なしで書いてるのね
49: 名無しで叶える物語(新日本) 2020/09/12(土) 03:03:49.91 ID:eMzwum6T
大変素晴らしかった乙
もし過去作あれば是非貼ってほしい
もし過去作あれば是非貼ってほしい
50: 名無しで叶える物語(ますのすし) 2020/09/12(土) 03:22:44.00 ID:sG50METg
お姉さん果林さんはいいぞ
51: 名無しで叶える物語(ネオジパング) 2020/09/12(土) 07:29:37.30 ID:8kuObeiR
神SS
引用元:https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1599803641/
いい!すっごくいいよ!
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